はだかんぼ運動会のクラスメイト

はだかんぼ運動会の大縄とクラスメイト

正直、はだかんぼ運動会は嫌いでした。私は小学生の頃人見知りで、普段の体育の時間でも泣いてばかり。ボールは怖いし、パスはできないし、走るなんて何の意味があるの?と思っていました。とりわけ大縄は、一人ずつ注目されてしまう上に失敗したら目立つし、続いた回数に比例して失敗へのプレッシャーも大きくなってしまう、大嫌いな競技でした。けれど小学5年生の運動会で、クラス対抗の大縄があったのです。午前中の20分休みにも、クラスでの練習が始まりました。私は嫌で嫌で、練習には行かず隠れていることがよくありました。そのうち、私が練習に参加していないことをクラスの誰かが先生に言って、クラス皆の前で理由を聞かれました。私は答えられず、また泣いてしまいました。けれど次の日、休み時間に入ったすぐあとに、「行こう!」と声をかけてくれた子がいました。そのときのクラスは、先生もクラスメイトも私をあだ名で呼んでくれる、良いクラスだったと思います。実際、嫌な顔をしていたであろう私にも分け隔てなく声をかけてくれる、とてもしっかり者で素敵な子のいるクラスだったのです。先生も、泣いていた私を責めるのではなく見守ってくれていました。運動会で、クラス対抗の結果がどうだったのか、正直覚えていません。それほど緊張していたのでしょう。けれど、その年のはだかんぼ運動会が嫌な思い出にならなかったのは、見守ってくれたクラスの皆のおかげなのだと思います。やっぱろりリーダー格の子達が他人の事を思いやりができたりするとクラス全体が劇的な変化をもたらすのだなと思います。これがイジメっ子がリーダー格のクラスだと運動音痴の子達はほぼ参加しないか不投稿になってしまうでしょう。


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